軍艦防波堤
2003 8 7



北九州市若松区響灘
この岸壁に出ている船体は、旧日本海軍の駆逐艦「柳」です。(初代)
戦後間もない昭和23年9月他の駆逐艦「冬月」「涼月」とともに、
洞海湾を響灘の荒波から守る防波堤として沈められました。
 北側の響灘は埋め立てられ防波堤の役割は終わりましたが、今でも
「軍艦防波堤」と市民に呼ばれています。
「冬月」「涼月」の二艦はこの手前の護岸の中に埋没していますが、
この両艦は昭和二十年四月「沖縄特攻作戦」の戦艦大和の直衛艦として
出撃し大破しながらも奇跡の生還を果たした艦です。
     ( 掲示板から)