桜咲く in岩石城

2002 4 1

今年の桜は、いつもの春より随分早く咲き
ました。ここ福岡県添田町の桜も綺麗に咲き
岩石城に花を添えてました。
岩石城は添田町の北部、赤村との境にそびえる
岩石山(標高446m)の頂上に築かれた城です。
保元3(1158)年に平清盛の命によって家臣の
大庭景親(おおばかげちか)が築いたといわれ 
歴史上、最も有名な戦いは豊臣秀吉の九州平定
の際の城攻め。天正15(1587)年4月、豊臣秀勝
に5千の兵を預け、秋月種実の武将熊井越中守
芥田六兵衛ら3千の兵が守る岩石城を攻めさせ。
種実の計算では1か月は持ちこたえると見ていたが、
豊臣方の攻撃は激しく1日で落城しました。
関が原の戦いの後は豊前に入国した細川氏の支城
となり、元和元(1615)年の一国一城令で破却され。
現在、山頂には天守台跡、すぐ下には本丸跡、馬場跡
、井戸跡などがあり、山中には石垣も残っています。
岩石山中腹には、町が往時の城をしのんで建てた
”新・岩石城”があります。

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